欧州株:約3週間ぶり大幅安 、ギリシャ不安-米統計も響く

29日の欧州株式相場は約3週間ぶり の大幅下落。ギリシャが再び債務再編を余儀なくされる可能性を米格付 け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が指摘したことや、 米国で新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことが響いた。

スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アンド・マウリッツ(H& M)は半年ぶり大幅下落。四半期利益が市場予想に届かなった。イタリ ア3位の銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの第4四半期決算 は過去最大の赤字となり、11%急落。英最大の鉄道運営会社ファースト グループもバス事業の芳しくない見通しを受けて14%下げた。

ストックス欧州600指数は前日比1.3%安の260.74で終了。今月6日 以来の大幅下落となった。年初来では6.6%上昇と、2006年以来の幸先 良いスタートとなっている。欧州中央銀行(ECB)による域内銀行へ の長期資金供給が支えとなっている。

この日の西欧市場では、アイスランドを除く17カ国で主要株価指数 が下落した。S&Pでギリシャについて警告したのはソブリン格付け責 任者のモーリッツ・クレーマー氏。米労働省が同日発表した先週の新規 失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週から5000件減少して35 万9000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中 央値は35万件だった。

原題:European Stocks Fall as S&P Sees Further Greek Restructuring(抜粋)

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