NY銅:2.3%安、3週間ぶり大幅下落-中国の需要見通し悪化で

28日のニューヨーク銅先物相場は約 3週間ぶりの大幅下落。世界最大の銅消費国である中国で需要が弱まっ ている兆候があることから値を下げた。

中国最大の産銅会社、江西銅業の2011年7-12月(下期)は18%の 減益となった。同日の上海総合指数は約4カ月ぶりの大幅安。中国企業 の増益が今年は期待できないとのソシエテ・ジェネラルの予想が響い た。ゴールドマン・サックス・グループが商品の3カ月見通しを引き下 げたことも銅相場の弱材料。

TDセキュリティーズの商品戦略責任者バート・メレク氏(トロン ト在勤)は電話インタビューで、「今後数カ月間、中国の成長に何が起 きているか非常に不明確になるだろう」と指摘。「銅の需要は明らかに より少なくなっており、輸入は恐らく減少しよう。それは銅相場が下向 き傾向をたどり続ける可能性が強いことを意味する」との見方を示し た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は前日比2.3%安の1ポンド=3.7925ドルと、今月6日以来 最大の下げとなった。銅相場の1-3月期の騰落率はプラス10%。

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