NY原油:反落、米国の在庫増で-備蓄放出関連の報道も重し

ニューヨーク原油先物相場は4日ぶ りに下落。米原油在庫の大幅増加を嫌気した。西側の複数の国が戦略備 蓄の放出を検討していることも材料視された。

米エネルギー省の発表によると、先週の原油在庫は710万バレル増 の3億5340万バレルと、2010年7月以来の大幅増となった。ベッソン仏 産業担当相は米国が戦略備蓄の放出を提案したと発言。一方、ホワイト ハウスの当局者は決定は何も下されていないと述べた。

戦略国際研究センターのエネルギー・国家安全保障プログラム担当 ディレクター、フランク・バラストロ氏は「備蓄放出に関する各国の発 言は、口先で相場を押し下げようとするものだ」と指摘。「市場に供給 が十分あることは明白だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日 比1.92ドル(1.79%)安の1バレル=105.41ドルで終了。終値では22日 以来の安値となった。年初からは6.7%値上がりしている。

原題:Oil Falls as U.S. Supplies Gain, Reserve Release Is Considered(抜粋)

--取材協力:Barbara J Powell、Ayesha Daya.

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