米失業率、2013年前半に6%へ低下も-NY連銀リポート

米国の失業率は2013年の上半期に最 低で6%まで低下する可能性があると、NY連銀のリポートが指摘し た。これは大半のエコノミストの予測よりも大幅に低下することを示し ている。

同連銀のエコノミスト、アイセグル・サヒン氏によれば、新たに失 業した人と最近職を見つけた人の数の関係をみると、失業率が引き続き 低下することを示している。米労働省の発表によれば、2月の失業率は 前月と同じ8.3%と、オバマ大統領が就任した翌月の2009年2月の水準 に戻った。今年1月までの1年間では0.8ポイント低下した。

サヒン氏は同連銀のブログに掲載したリポートで「過去のパターン に基づいたシミュレーションでは、失業率の低下が多くのエコノミスト の予想よりも速く進行する可能性があることが示唆されている」と記 述。同リポートは調査員のクリスティナ・パターソン氏と共同で執筆さ れた。

同リポートは第2次大戦後の失業率について、バスタブの中の水に なぞらえて分析。注入される水と排出される水の量の差で失業率は決ま るとしている。

両氏によると、再就職できた人や職探しをあきらめて労働力人口か ら外れる人など失業者のカテゴリーから外れる人の数が、現在の回復段 階では失業の変化を決定づける。

過去3回の景気回復期における失業者の流出入は、失業率が少なく とも2014年末までに6%に低下することを示唆。1990-91年のリセッシ ョン(景気後退)後の回復局面と似たようなパターンになると、6%に は来年の早い段階に近づく可能性もあるという。

ブルー・チップ・エコノミックが今月示したエコノミスト調査によ ると、13年10-12月期の失業率は平均で7.6%と予想されている。

原題:Unemployment May Drop to 6% by Mid-2013, N.Y. Fed Study Finds(抜粋)

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