欧州株:続落、ドイツ連銀総裁の発言響く-バベルの塔に例え

28日の欧州株式相場は続落。欧州中 央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ドイツ連邦銀行のバイトマン 総裁がユーロ圏救済基金を拡大しても債務危機の解決にはならないとの 認識を示したことが手掛かり。

イタリアのポポラーレ・ディ・ミラノ銀行が5.4%安。2011年の通 期決算が赤字に悪化した。石油・ガス探査を手掛ける英JKXオイル・ アンド・ガスは14%値下がり。中間配当を実施しない方針が響いた。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%安の264.10で終了。年初来で は8%上昇している。

バイトマン総裁はこの日、ロンドンで講演。「『バベルの塔』と同 様に、『資金の壁』も決して天国に届くことはない」と指摘。「それど ころか高く積み上げれば積み上げるほど、世界はさらなる制約に突き当 たる」とし、その状況から「将来の新たな問題につながる原因」も醸成 されかねないと述べた。

欧州連合(EU)当局者は同日、債務危機拡大阻止のファイアウオ ール(防火壁)の高さは7000億-9400億ユーロの間になると説明してい る。ユーロ圏各国の財務相らは30日にコペンハーゲンで話し合う。

原題:European Stocks Fall for Second Day; Banca Popolare, JKX Decline(抜粋)

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