ドイツ:3月インフレ率2.3%に鈍化-燃料値上がりペース減速

ドイツの3月のインフレ率は前月か ら低下した。前年同月比でのエネルギーの値上がりペースも減速した。

ドイツ連邦統計庁が28日発表した3月の消費者物価指数(CPI) 速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比2.3%上昇。2月のイン フレ率は2.5%だった。3月のCPIはブルームバーグがまとめたエコ ノミスト24人の予想中央値に一致。前月比では0.4%上昇だった。

ユーロ圏の景気減速を背景に、企業は原油高の中でも製品価格への コスト転嫁が難しくなっている。一方で、欧州中央銀行(ECB)のド ラギ総裁は今月、物価安定への短期的なリスクは上向きに傾いたとの認 識を示した。

デカバンクのエコノミスト、クリスティアン・メルツァー氏(フラ ンクフルト在勤)は「ドイツのインフレリスクはユーロ圏全体に比べて 高い」として、「景気見通しの弱さと高い失業率を考えるとユーロ圏に 2次的影響のリスクはないが、ドイツでは事情がやや異なる」と説明し た。

3月の燃料価格は上昇したものの、2011年3月の前年同月比10.5% 上昇ほどに急激ではなかった。

原題:German Inflation Slowed in March as Oil Increased at Weaker Pace(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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