中国株(終了):4カ月ぶり大幅安-業績の伸び見込めず指摘

中国株式相場は値下がりし、上海総 合指数が約4カ月ぶりの大幅な下落率となった。中国企業の増益は今年 は期待できないとのソシエテ・ジェネラルの予想が弱材料視された。中 国最大の銅生産会社、江西銅業の減益決算も重しとなった。

江西銅業(600362 CH)は5.5%安。2011年7-12月(下期)の純利 益は前年同期比18%減少した。ソシエテ・ジェネラルは、中国の1-2 月の工業利益の減少について、中国企業の業績見通しが過度に楽観的な ことを示唆しているとの見方を示した。中信銀行(CITIC銀 行、601998 CH)は2.5%安。アバディーン・アセット・マネジメント が、中国の不良債権への懸念から同国をアンダーウエートとしたことが 材料となった。華夏銀行(600015 CH)も2.5%下げた。

中国国際航空(601111 CH)は4.3%安と、昨年12月以来の大幅値下 がり。今年の乗客数の伸びが鈍化する可能性があるとの発表が嫌気され た。昨年7-12月(下期)の損失が拡大した鞍鋼 (アンガン・スチー ル、000898 CH)は3.1%の下げだった。

ユニオン・ライフ・アセット・マネジメントの投資責任者ラリー・ ワン氏は、企業業績の伸びの鈍さに加え、「金融緩和期待で株式相場が 今年既にかなり上昇していた」ことを下落要因に挙げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比62.30ポイント(2.7%)安の2284.88と、 昨年11月30日以来の大幅な下落率となった。上海、深圳両証取のA株に 連動するCSI300指数は同2.8%安の2474.90。

原題:China’s Stocks Decline as Societe Generale Sees No Profit Growth(抜粋)

--取材協力:Belinda Cao.

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