心臓発作起こした男性、1日2杯の飲酒でリスク低下-研究

初めての心臓発作を生き延びた男性 は、1日に2杯のお酒を飲むと、飲まない人よりも心臓病で命を落とす リスクが低くなるとの研究成果を米ハーバード大学の研究チームが発表 した。適度のお酒が健康にプラスであることが示唆された。

ハーバード・メディカル・スクールの助教授のジェニファー・パイ 氏が率いたチームの研究で、心臓発作を起こした後、1日に2杯のアル コール飲料を摂取した男性は心臓血管疾患で死亡する確率が飲まない人 よりも42%低く、研究の期間内での死亡率も14%低かった。研究は1818 人の男性を初回の心臓発作後、最長20年間モニターした。

研究結果は28日、医学誌ヨーロピアン・ハート・ジャーナルに掲載 された。

昨年公表されたカナダの研究でも、1日1杯かそれ以下を飲む人は 全く飲まない人に比べ心臓病にかかる率が14-25%低かった。ただ、既 に1回心臓発作を起こした人に対するアルコール摂取の効果についての データは今まで限られており一貫していなかったとパイ氏は説明してい る。

発表文では「男性による1日に10-30グラムのアルコール摂取」は 心臓病後の長期の予後にむしろ効果的な可能性があると指摘している。

ビール1缶または1ビンは12.8グラムのアルコールを含み、グラス ワイン1杯(4オンス=約113グラム)は11グラム。1日30グラム以上 のアルコールを飲むとリスクは飲まない人と同じになるという。

原題:Heart Attack Victims Cut Risk With 2 Drinks, Harvard Study Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE