ブラード総裁:欧州メルトダウンの可能性は低下している

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、欧州のリスクは完全には去っていないものの、金融メルトダウンの 可能性は低下しているとの認識を示した。

同総裁は28日、北京で記者団に対し、今年の米経済は昨年より好調 だとした上で、米国のインフレは緩やかになりつつあるものの依然とし て目標を若干上回っていると指摘。原油価格は常に予測不可能な要因で あり、中国にとっても大きな問題だと述べた。

ブラード総裁は、米金融政策の追加緩和はインフレを進行させる恐 れがあるとの立場をあらためて示し、世界的な石油相場ショックを招く 手助けはしたくないと述べた。半年ベースで2006年以来の高い伸びとな った雇用が消費者信頼感を約1年ぶりの高水準に押し上げたものの、一 部のFRB当局者は、景気拡大を支援するため追加緩和が必要になる可 能性があると指摘している。

同総裁は、「米国内の状況は改善している」と述べた上で、「米国 は08-09年の大きな危機の後、再建と修復を続けており、これは今年も 継続すると私はみている」と分析した。

原題:Fed’s Bullard Says Chances of European Meltdown Decreasing (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE