NY原油先物時間外:一段安-在庫増で燃料需要低迷観測

ニューヨーク原油先物相場は28日の 時間外取引で、一段安。下落は4営業日ぶり。原油在庫増で国内燃料需 要が低迷する可能性があるとの見方が強まった。

原油先物相場は一時0.8%安。米エネルギー省が28日に発表する先 週の原油在庫は、ブルームバーグ・ニュースのアナリスト調査による と、260万バレルの増加が予想されている。米石油協会(API)が発 表した先週の原油在庫は360万バレル増加した。マスターカードによる と、ガソリン需要は1.5%下落した。米国が戦略備蓄原油の放出を検討 していると伝わったことやウォールストリート・ジャーナル紙がイラン は核開発計画をめぐる交渉を再開すると報じたことも材料になった。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフアナリスト、リッ ク・スプーナー氏は「需要見通し改善が続くことを示す新たな材料がな いと、この水準から上昇するのは難しい」とし、「ドライブシーズンが 近づいていることもあり、米国の需給を見る上で手掛かりになる」と在 庫指標に注目している。

原油先物5月限は一時、89セント安の1バレル=106.44ドルを付け た。シンガポール時間午後3時21分(日本時間同4時21分)現在 は106.53ドルで推移している。前日の通常取引は30セント高の107.33ド ルで引けた。終値としては19日以来の高値。年初来では7.8%上昇。四 半期ベースでは2期連続の上昇になりそうだ。

原題:Crude Declines for First Day in Four on Rising U.S. Stockpiles(抜粋)

--取材協力:Ramsey Al-Rikabi.

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

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