アルミ圧延品:12年度の総需要2.8%増、自動車や住宅関連が支え

国内最大のアルミ圧延メーカーの古 河スカイや神戸製鋼所などが加盟する日本アルミニウム協会(東京・中 央区)は28日、2012年度のアルミニウム圧延品の総需要見通しを発表し た。11年度見込みと比べ2.8%増の206万トンになる見通し。自動車用材 や住宅着工戸数の増加が支えになると見込んでいる。

12年度の総需要の内訳は、板類が2.9%増加すると予想。ビール系 飲料の需要減や輸入缶の増加が響き缶材が減少するものの、エコカー補 助金制度の復活で自動車用材が増加する。一方、押し出し類は2.7%増 と予想。自動車用材の増加に加え、新設住宅着工戸数の増加による需要 増を見込んでいる。11年度は前年度比2.4%減の200万3000トンを見込ん でいる。

吉原正照会長(古川スカイ社長)は同日の記者会見で、総需要につ いて、「足もとでは決して強くはないが、良い方向に動いているよう だ」と述べ、「11年度に比べ悪くなるということは考えづらい」との見 方を示した。

同日発表された2月のアルミ圧延品(板類と押し出し類の合計)の 出荷量は、前年同月比1.4%増の17万370トンと、9カ月ぶりに増加し た。

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