サルコジ仏大統領、支持率伸び悩む-銃撃事件に好対応でも

フランスのサルコジ大統領は、同国 南西部トゥールーズ周辺で今月起きた銃撃事件への対応について世論調 査で高い評価を得たものの、大統領選挙が近づく中でそれを支持率に結 び付けることはできなかった。

27日公表された3件の世論調査によると、社会党のオランド候補は この1週間に追い上げを受けているが、5月6日の決選投票に関する支 持率は54%と、サルコジ大統領の46%をなお上回っている。過去2件の 世論調査で支持率はそれぞれ56%対44%だった。

今回の世論調査は、ユダヤ人学校襲撃などで7人を殺害したとされ るモハメド・メラ容疑者が22日に警察に殺害されてから初めて実施され た。市民は32時間におよぶ容疑者立てこもりの実況中継にくぎ付けとな ったが、大統領選に関する関心事項は依然として雇用と給与であること が世論調査で示された。

ボストン大学のウィリアム・キーラー教授(フランス現代史)は電 話取材で、「経済がすべてだという従来の選挙に関する表現が当てはま る。今回の危機では経済状況が他の何事にも勝る」と指摘。銃撃事件に ついては、「まれな出来事で、国民は考えを大きく変えることはないだ ろう」と述べた。

原題:Sarkozy Gets No Poll Boost From Handling of Toulouse Killings(抜粋)

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