ファイザー株が上昇-本格的な事業分割の観測で

27日の米株式市場で、医薬品最大手 の米ファイザーの株価が約4年ぶりの高値に上昇した。同社はすでに発 表している計画以上の事業分割に踏み切る可能性があると米ゴールドマ ン・サックス・グループのアナリストが指摘したことがきっかけだ。

ファイザーの株価終値は前日比1.5%高の22.50ドルとなり、22.55 ドルを付けた2008年2月以来の高値となった。イアン・リード最高経営 責任者(CEO)は昨年7月、動物用医薬品、栄養の両部門について戦 略的な代替案を検討していることを明らかにした。その前日の7月6日 からこれまでに株価は8.3%上昇している。

リードCEOはゴールドマンのアナリストらとの最近の会合で、そ れら2つの部門の売却ないしスピンオフ(分離・独立)を実施した後、 一段の事業分割の用意があることを示唆した。ゴールドマンのアナリス ト、ジャーミー・ルービン氏が投資家向けのリポートで明らかにした。

ルービン氏はこうした動きについて、米医薬品開発会社アボット・ ラボラトリーズで行われている事業分割とよく似た「フルスケールの分 割に向けた一歩とみられる」と分析。15年までに行われる可能性がある との見通しを示した。

アボットは昨年10月19日、医薬品開発、医療機器および後発医薬品 (ジェネリック)をそれぞれ手掛ける2つの会社に事業を分割する計画 を発表した。

原題:Pfizer Rises After Goldman Raises Potential for Full Breakup (2)(抜粋)

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