ブラジル株:ボベスパは反落-商品安と世界の景気回復懸念で

27日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。商品相場安に加え、世界の景気回復が足踏みす るとの懸念から資源株が売られた。

鉄鋼会社ウジミナスは5.8%安と、ボベスパ指数構成銘柄の中で下 落率が最大だった。パラナ電力は3.5%値下がり。2011年10-12月(第 4四半期)決算で、純利益がアナリスト予想に届かなかったことが嫌気 された。

ボベスパ指数は前日比1%安の66037.35で終了。指数構成銘柄のう ち下落が42銘柄、上昇は26銘柄。通貨レアルは0.3%安の1ドル=1.822 レアル。

レメ・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、ジョア ン・ペドロ・ブルガー氏は電話インタビューで、「先週発表された中国 と欧州の経済指標の軟化で世界経済に対する懸念がやや広がり、投資家 はこの日発表の米指標によってこうした懸念が払しょくされることを期 待していた」と指摘。しかし、「米指標は不十分な内容だった。回復が 軌道に乗っていることを示す十分な材料がそろうまで、人々は市場から 距離を置くだろう」と述べた。

ブラジルの通信社アジェンシア・エスタドが匿名の政府当局者を引 用して、同国政府は外貨流入を抑制してレアル高に歯止めをかけるた め、IOF税(金融取引税)の対象を全ての外貨建て取引に拡大するこ とを検討していると報じたことを受け、ボベスパ指数の下げが加速し た。ブラジル財務省に電話と電子メールでコメントを求めたが、これま でのところ返答していない。

原題:Bovespa Declines on Commodities Drop, Global Recovery Concern(抜粋)

--取材協力:Christine Jenkins.

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