英中銀ポーゼン氏:金融政策は引き続き景気回復の下支えを

イングランド銀行(英中央銀行)金 融政策委員会(MPC)のアダム・ポーゼン委員は27日、 英国の長期 インフレ期待は固定されているとの見解を示すとともに、金融政策は引 き続き景気回復を支える必要があると指摘した。

ポーゼン委員はロンドンで講演し、「金融市場の長期インフレ期待 は英国で依然としてしっかり固定されている」と述べた。また、金融政 策は引き続き投資の持ち直しを下支えしており、今後もそうし続けなけ ればならないと強調した。

米国と英国の景気回復の違いについては、英国の方が弱いと言明。 その理由として、与信の「供与がより不十分だ」であるほか、ユーロ圏 の債務危機に伴うリスクの「影響が米金融システムでは本質的により小 さい」ことを挙げた。

また同委員は「長期的な問題となる相違は英国の金融システムが企 業向けの信用供与で比較的非効率に見える点だ」と指摘。「銀行の資本 バッファー構築に伴いその一部は解消するだろうが、ユーロ圏のリスク が後退しても、金融システムについて英国が対応すべき明確な構造上の 課題は残る」と述べた。

原題:BOE’s Posen Says Monetary Policy Must Continue to Aid Recovery(抜粋)

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