NY銅:3営業日ぶり下落-米経済指標好感したドル高が重し

27日のニューヨーク銅先物相場は、 3営業日ぶりに下落。この日発表の米経済指標で景気の回復基調が示さ れたことを受けてドルが上昇、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加 刺激策を講じるとの観測が弱まった。

全米20都市を対象にした1月の米スタンダード・アンド・プアーズ (S&P)/ケース・シラー住宅価格指数では、価格の下落ペースが緩 やかになったことが示され、米コンファレンス・ボードが発表した3月 の消費者信頼感指数は、1年ぶりの高水準付近にとどまった。ドル指数 は主要通貨のバスケットに対して3週間ぶりの安値水準から反発し、代 替投資先として銅の魅力が後退した。

PVMフューチャーズのブローカー、ハリー・デニー氏は電話イン タビューで、「ドル高が銅相場の重しとなっている」と述べた上で、 「住宅市場が完全に復調したと認識するまで、FRBは刺激策の可能性 が残ることを示唆し続けるだろう。ただ、それは単に議論のテーブルに 乗せておくだけのことだと思う」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は前日比0.2%安の1ポンド=3.88ドル。前日までの2営業 日で3.2%上昇していた。年初来の騰落率はプラス13%。

原題:Copper Falls as U.S. Data Boosts Dollar, Dents Stimulus Case(抜粋)

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