英国債:10年債が反発、英中銀委員発言で資産購入継続の観測

27日の英国債市場では10年債相場が 反発。イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)メン バー、デービッド・マイルズ委員がインフレ圧力は引き続き抑制されて いるとの認識を前日示したためで、景気回復を支えるため中銀が資産購 入を続けるとの見方が広がった。

英産業連盟(CBI)がこの日発表した3月の小売売上高指数は改 善を示したものの、10年債は上げ相場を維持した。マイルズ委員は米バ ージニア州での講演で、英国経済の余力が同国の「極めて抑制された」 インフレ圧力を抑え続けるだろうと述べた。

ラボバンク・インターナショナルの債券ストラテジスト、リン・グ レアムテーラー氏(ロンドン在勤)は英中銀の資産購入姿勢について、 「もう既にかなり保有しているものの、もう少し買い増す意欲があると 市場は確信している」と指摘した。

ロンドン時間午後5時8分現在、10年債利回りは前日比7ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.26%。年初来では23bp 上昇している。同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格は0.685 上げ115.395。

この日はキング英中銀総裁の発言も相場を支えた。同総裁は上院 で、4-6月(第2四半期)の経済生産が落ち込む可能性があると指 摘。祝日が例年より1日増えることを理由に挙げた。ただ、一段の金融 緩和が必要かどうかは分からないとも語った。

原題:U.K. Gilts Advance Amid Bank of England Bond-Buying Speculation(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE