米ボストン連銀総裁:失業率の高止まり続けば追加緩和が必要

米ボストン連銀のローゼングレン総 裁は、失業率の高止まりが続いた場合、金融当局は追加の政策緩和を実 施する必要があるとの認識を示した。

総裁は27日ロンドンで講演し、「実質国内総生産(GDP)の成長 ペースが加速せず、失業率が現在のような容認し難いほどの高水準にと どまった場合、金融政策を一段と緩和的なものにする必要があるかもし れない」と指摘。米国の失業率8.3%の水準にあり、インフレ率は目標 を下回る可能性が高いとして、「金融政策としては柔軟に対応する余地 が生まれている」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は26日、米失業 率が8.3%に低下したことを歓迎する一方で、回復の一段の進展のため には緩和的な金融政策を維持することが必要だとの考えを示している。

ローゼングレン総裁はこの日の講演で、最近の経済指標は「金融市 場の状況改善および、痛々しいほどゆっくりではあるが、雇用市場の改 善継続」を示していると説明。その一方で、消費関連のデータは非常に 弱く、2%前後の経済成長ペースでは「このところの改善は持続できな い可能性が高い」ことを示唆しているとも述べた。

さらに、市場と雇用が示す力強さが持続可能なものかを判断するに は「数四半期かかる公算だ」と続けた。

原題:Rosengren Favors More Fed Easing If U.S. Unemployment Stays High (抜粋)

--取材協力:Svenja O’Donnell、Jennifer Ryan.

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