1月の米住宅価格指数:低下ペース鈍化か、20都市-BN調査

1月の全米20都市の住宅価格指数は 低下ペースが鈍化したもようだ。住宅用不動産市場の安定化を示す新た な兆候になるとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト32人の予想中央 値によると、20都市を対象とした1月のスタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は、前年同月比で3.8%低 下したと見込まれている。予想通りならば過去3カ月で最も小幅な下げ となる。昨年12月は同4%低下だった。同日、別に発表される3月の消 費者信頼感指数は、ガソリン価格の値上がりを背景に、低下が予想され ている。

IHSグローバル・インサイトの米国担当チーフエコノミスト、ナ イジェル・ゴールト氏は「住宅市場では安定化の兆しが幾つか見られ る」と指摘。「雇用の回復は住宅市場の改善に絶対に不可欠な要素の1 つで、そうした展開が確認されつつある」と述べた。

S&P/ケース・シラー住宅価格指数は米東部時間27日午前9時 (日本時間同午後10時)に発表される。予想レンジは3.3-4.5%の低 下。

前月比では、季節調整後ベースで0.3%低下(23人の予想中央値) が見込まれている。予想通りならば、過去6カ月で最も小幅な下げとな る。

ガソリン価格の上昇は、消費者心理への重しになったようだ。米民 間調査機関のコンファレンス・ボードが午前10時(同午後11時)に発表 する3月の消費者信頼感指数は、1年ぶり高水準を記録した2月の70.8 から70.1(78人の予想中央値)に低下したと予想されている。

--取材協力:Chris Middleton.

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