米S&P500種、お化粧買い一巡後はもろさも-テクニカル分析

投資家の上値追いが米S&P500種 株価指数を今後数週間で1440まで押し上げる可能性があるが、いわゆる 「お化粧買い」の一巡後は売り圧力に対してもろくなる恐れがある。 UBSのアナリストがこう指摘した。

予想を上回る企業決算や経済指標を受け、S&P500種は昨年末以 来、13%上昇。1-3月(第1四半期)としては1998年以降で最高のパ フォーマンスを記録する勢いとなっている。10業種では金融とコンピュ ーターが最も大きく上昇し、年初から22%以上値上がりしている。S& P500種が1440に達するには、26日終値の1416.51から1.7%上昇する必 要がある。

UBSのチーフテクニカルアナリスト、ピーター・リー氏(ニュー ヨーク在勤)は、四半期末にファンドマネジャーが最もパフォーマンス の良い銘柄の買いに走ることにより、S&P500種が同氏の今年の目標 レンジである1440-1450に予想より早く到達する可能性があると指摘し た。同氏は7-12月(下期)の達成を予想していた。ただ、上昇後にこ の水準を維持できない場合は、5-10%の調整が見られる可能性がある と予想した。

リー氏は26日のリポートで、ポートフォリオを良く見せることを動 機とした機関投資家の買いが「勢いのある銘柄やセクターに集中すれ ば、相場全体が調整局面に陥りやすくなる」と記した。

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