ブラジル:白物家電への減税を延長、製造業の支援目指す

ブラジルは冷蔵庫や洗濯機など家電 製品を対象とした減税を延長し、その他の製品に対する課税率も引き下 げた。経済成長の鈍化と輸入の増加によって打撃を受けている製造業の 支援を目指す。

マンテガ財務相は、同減税の延長によって雇用が守られ、同国の消 費が拡大すると述べた。ブラジルはリセッション(景気後退)に陥っ た2009年に同減税を導入し、すでに1回延長している。

同相は実業家らとの会合前に記者団に対し、「雇用の維持が業界と しての責任だ」と指摘。製造業セクターなどでレイオフがあってはなら ないと語った。

今回の税優遇措置は経済の活性化を目指すブラジル政府の最新の試 み。昨年の同国の経済成長率は2.7%と、危機の影響を受けたドイツや 中南米の主要国を下回った。

マンテガ財務相によれば、今月末に期限切れとなる予定だった白物 家電の減税は6月30日まで延長される。また、国産の家具や壁紙、ラン プのかさ、床板も今後は税優遇措置の対象となる。同相はこうした措置 により、今年の税収が4億8900万レアル(約220億円)減少するとの見 方を示した。

原題:Brazil Extends Tax Cuts on Consumer Goods to Help Industry (1)(抜粋)

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