日航B787の1号機が成田到着

日本航空が導入する次世代中型旅 客機「ボーイング787」(ドリームライナー)の1号機が27日午後、 成田国際空港に到着した。同社の植木義晴社長は同空港で記者団に「新 しいビジネスを切り開いていくことができる飛行機だ」と述べた。植 木社長は米ワシントン州のボーイング工場で引き渡し式典に出席後、 同機に搭乗し帰国した。

B787は炭素繊維素材を機体の半分に活用して軽量化、大型機並 みの航続距離を持つ。燃費効率が従来機より2割ほど高い。日航は国 際線の中核機として活用し、営業利益率10%以上を確保する計画。既 に35機を発注済みで、さらに10機追加発注する予定。同機を活用し た2016年度までの5カ年中期経営計画も2月に発表した。

植木社長は「商品力、経済性、中型機でありながら長距離を飛べ る」と説明。実際に搭乗してみて「最高のサービスを提供できる環境 をもつ飛行機だと実感した」と述べた。

1号機は国内での整備を経て4月22日から新路線の成田-ボス トン線に就航する。今後モスクワやデリー、北京の各路線にも順次投 入。B787を活用して12年12月に成田-米サンディエゴ線、13年3 月に成田-フィンランド・ヘルシンキ線をそれぞれ開設する計画だ。

ボーイングによると、B787は3月時点で60社から870機以上を 受注。全日本空輸が既に商業フライトに使用している。

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