アジア株:今年最大の上昇-FRB議長発言や独Ifo指数で

27日のアジア株式相場は今年最大の 値上がりとなった。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が 緩和的な金融政策は依然として必要だとの見解を示したことに加え、3 月のドイツIfo企業景況感指数が市場予想に反して改善したことで、 アジアの輸出企業の業績見通しが上向いた。

売り上げの83%を海外で得るホンダは3.5%高。三井住友フィナン シャルグループは2.5%高。メルケル独首相は、欧州債務危機の拡大阻 止に向けた取り組みを強化する用意があることを示唆した。世界最大の 液化天然ガス(LNG)輸入企業である韓国ガス公社は11%値上がり。 開発プロジェクトのパートナーであるイタリア企業が、アフリカのモザ ンビークの鉱区で新たな埋蔵量を発見したことが好感された。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後5時1分現在、前日 比1.9%高の128.16と、昨年12月21日以来の大幅高。日経平均株価は 同236円91銭(2.4%)高の1万255円15銭で取引を終えた。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マネ ジメントの投資市場調査責任者(シドニー在勤)、スティーブン・ハル マリック氏は、FRB当局者には「追加策を講じる選択肢が依然として ある」とした上で、バーナンキ議長の発言は「現行の金融政策をすぐに 方向転換することはないとの見方が強まる結果をもたらした」と述べ た。また、大量の流動性供給を「株式投資家は明らかにポジティブに受 け取っている」と指摘した。

原題:Asia Stocks Advance Most This Year on Bernanke, German Sentiment(抜粋)

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