ユーロ圏財務相、救済2基金で3つの選択肢検討へ-30日会合

ユーロ圏の財務相らは30日のコペン ハーゲンでの会合で、2つの域内救済基金について以下の3つの選択肢 を検討する。救済基金には暫定的な欧州金融安定ファシリティー (EFSF)と恒久的枠組みの欧州安定化メカニズム(ESM)があ る。

現時点では救済融資はESMの規模である5000億ユーロ(約54 兆9000億円)が上限とされているが、これはユーロ圏財務相らの合意に よって変更が可能。財務相らは月末までに方針を決定すると表明してい る。

EFSFは4400億ユーロのうち計1920億ユーロを既にギリシャとア イルランド、ポルトガルの救済プログラムに割り当てており、未使用 は2480億ユーロ。2つのレバレッジプログラムもまだ利用されていな い。検討されている選択肢の概要は以下の通り。

現状維持

救済融資の上限は5000億ユーロで据え置かれ、割り当て済みの1920 億ユーロはこの中から拠出される。ESMの緊急融資用の残額は3080億 ユーロとなる。

部分的合算

救済融資の上限を6920億ユーロに引き上げる。EFSFは既に配分 した1920億ユーロを拠出し、ESMは5000億ユーロを上限として新たに 発足する。

最大額の合算

救済融資の上限を9400億ユーロに引き上げる。EFSFが割り当て 済みの1920億ユーロに加え未使用の2480億ユーロと、ESMの5000億ユ ーロを全て合算する。新規プログラムに活用できる資金は7480億ユーロ となる。2013年6月からは、EFSFが新規プログラムに融資できなく なり、ESFSの同時点までの融資にESMの5000億ユーロを加えた額 が上限になる。

原題:Euro-Area Ministers to Decide This Week on Future of Firewall(抜粋)

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