レーン欧州委員:ユーロ圏のリセッション、短期に終わる公算

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は26日、ユーロ圏の各国政 府が予算削減計画を堅持すれば、域内のリセッション(景気後退)が短 期に終わる可能性が高いとの認識を示した。

同委員はヘルシンキで講演し、「ユーロ圏は今、緩やかなリセッシ ョンに入っている。ただ、安定化の兆しがある。域内の各国政府が財政 緊縮策に取り組み続ける限りにおいて、リセッションは短期的なものと なる公算が大きい」と述べた。

レーン委員は、各国政府の「安定化策は成長と雇用を支える措置に 軸足を移しながら継続されるべきだ。危機は単なる公的財政の危機でな く、経済全体の不均衡だ」と語った。ユーロ圏全域において「信頼感を 強めることが最優先課題だ」とした上で、「公的財政を安定させること で今の小康状態を生かす必要がある」と付け加えた。

同委員は、原油価格上昇が「欧州と世界の経済の重しだ」とも話し た。

原題:Euro-Area Recession May Be Short Amid Austerity Moves, Rehn Says(抜粋)

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