香港株(終了):ハンセン指数、ほぼ変わらず-不動産株高い

香港株式市場ではハンセン指数が前 週末からほぼ変わらずで終了したものの、値上がりした銘柄が多かっ た。次期行政長官に選出された梁振英氏が現在の香港当局の開発政策を 引き継ぐとの見方を背景に、不動産開発株が買われた。

不動産開発の信和置業(サイノ・ランド、83 HK)は4%高。サン フンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展、16 HK)は2%高。銅先 物相場の上昇を受け、中国最大の産銅会社、江西銅業(358 HK) は1.5%上昇した。

資産家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バーク シャー・ハサウェイが出資する中国の自動車メーカー、比亜迪( BYD、1211 HK)は4.8%安。1-3月(第1四半期)の利益が最 大95%減少する可能性があるとの発表が響いた。昨年10-12月(第4四 半期)の利益が市場予想を下回った中国建設銀行(939 HK)は1.2%下 げた。

マニュライフ・アセット・マネジメントの中華圏株式担当マネジン グディレクター、テラス・チャム氏(香港在勤)は、「好材料と悪材料 が綱引きしている」と指摘。「バリュエーション(株価評価)はまだ高 くない。一部企業の業績は市場予想を下回ったが、現在は業績見直しサ イクルの底に近づきつつある状況かもしれない」と述べた。

ハンセン指数は前週末比0.06ポイント高の20668.86。同指数構成銘 柄のうち、上昇は29銘柄、下落が18銘柄だった。一方、ハンセン中国企 業株(H株)指数は同0.6%下げ10591.52で終了した。

原題:Most Hong Kong Stocks Rise as Developers Rally; BYD Declines(抜粋)

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