中国株(終了):小幅高-業績と不動産懸念で下落銘柄も多い

中国株式市場では株価指数が小幅に 上昇したものの、下落した銘柄も多かった。企業業績と不動産価格の見 通しへの懸念が広がった。

酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)は1.5%高と、3営業日続伸。 UBSの子会社が消費関連メーカーを選好するとしたことが好感され た。銅相場高を受けて、中国最大の銅生産会社、江西銅業(600362 CH)は1.2%上昇した。

中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は1.2%下げ、 約1カ月ぶりの安値となった。住宅都市農村建設省の当局者が不動産価 格の年内回復は見込めないと発言したとの新京報の報道が材料視され た。2位の保利房地産集団(600048 CH)も0.8%下げた。中国4位の石 炭生産会社、エン州煤業(600188 CH)は1%安。2011年の純利益減少 が響いた。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「1-3月(第1四 半期)の経済成長と企業業績はさえないものとなり、市場は失望するだ ろう」と予想。その上で「成長を志向する政策が一段と講じられるだろ う。それが相場下押しリスクをある程度打ち消す可能性がある」と述べ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比1.06ポイント(0.1%)高の2350.60。同 指数構成銘柄のうち、上昇は377銘柄、下落が499銘柄だった。上海、深 圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.1%高の2555.44。

原題:Most Chinese Stocks Fall on Profit Concern; Yanzhou Coal Drops(抜粋)

--取材協力:Weiyi Lim.

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