ヘッジファンド:商品市場で相場と逆方向の持ち高拡大-4週連続で

商品市場では、ヘッジファンドが4 週連続で相場と逆方向の賭けを膨らませた。中国や欧州の製造業活動縮 小を示す統計発表で相場が下がる直前に、上昇を見込んで買い持ちを増 やした。

米商品先物取引委員会(CFTC)が集計したデータによれば、20 日終了週にヘッジファンドなどの大口投機家は米先物・オプション18品 目の合計の買い越しを2.9%拡大し、117万枚とした。商品24品目を対象 とする米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のGSCIスポッ ト指数は先週、鉛やトウモロコシを中心に1%下落。オレンジジュース は11%下げ、昨年8月以来の大幅安となった。

S&P・GSCIスポット指数は22日に3週間ぶりの安値に下落。 ドイツやフランスの3月の製造業活動が予想に反して縮小したことに加 え、中国の同月の製造業購買担当者指数(PMI)が昨年11月以来の低 水準になったことが響いた。23日発表された2月の米新築住宅販売は市 場予想に反して減少し、米経済の耐久力への懸念が広がった。

ハンティントン・アセット・アドバイザーズ(シンシナティ)のフ ァンドマネジャー、ピーター・ソレンティーノ氏は、商品相場の変動が 大きくなり、予測は一段と難しくなったと指摘。ブルームバーグが集計 したデータによると、S&P・GSCIスポット指数のボラティリティ ー(15日移動平均)は先週、2カ月ぶり高水準付近に達した。

原題:Hedge Funds Make Wrong-Way Bets for a Fourth Week: Commodities(抜粋)

--取材協力:Joshua Zumbrun、Timothy Homan、Elisabeth Behrmann、Millie Munshi.

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