中国民生銀、香港市場で最大約1200億円規模の増資実施へ

中国初の民間銀行である中国民生銀 行は、香港市場で最大113億香港ドル(約1200億円)の増資実施を目指 している。リスクバッファーの規制が強化される中で資本増強を図る。

ブルームバーグ・ニュースが入手した増資条件に関する資料による と、同行は16億5000万株を1株当たり6.65-6.86香港ドルで発行する。 これは香港市場での23日終値(7.15香港ドル)を最大7%下回る水準。

BOCインターナショナルの香港在勤アナリスト、スン・ペン氏は 「今回の資金調達で民生銀の資金不足を解消できるのは短期間にとどま るだろう」と指摘。「新たな資本規制の実施を7月に控え、中国の銀行 による一連の株式発行が間近に迫っている」と述べた。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は昨年8月、金融システム上 で重要な国内の大手銀行に対し2013年末までに自己資本比率を最 低11.5%とすることを義務付ける可能性があると表明。より小規模な銀 行は、16年末までに「通常の状況」なら10.5%以上の自己資本比率が義 務付けられるという。

民生銀の自己資本比率は昨年末時点で10.86%。中核的な自己資本 比率は7.87%と、いずれも香港に上場している中国の銀行9行の中で最 低の水準となっている。

原題:Minsheng Bank Seeks $1.46 Billion in Hong Kong Share Sale (2)(抜粋)

--取材協力:Jun Luo、Stephanie Tong.

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