米バッツのIPO取り下げ、モルガンSなど引受手数料喪失も

米電子証券取引所のバッツ・グロー バル・マーケッツの新規株式公開(IPO)の引き受けに携わっている モルガン・スタンレーなどの金融機関は、IPOの取り下げを受け て710万ドル(約5億8500万円)の手数料を失う恐れがある。バッツ は23日、システム障害でアップル株や自社株に悪影響が及んだため、 IPO手続きを見合わせた。

ブルームバーグの集計データによると、モルガン・スタンレーとシ ティグループ、クレディ・スイス・グループなどの幹事銀行はバッツの IPOで1株当たり1.12ドルの手数料を分け合うはずだった。

バッツのIPO価格は22日に16ドルで決定されており、23日から取 引が始まることになっていたが、ニューヨーク時間23日午前11時ごろに ブルームバーグが収集したデータでは異常に低い呼び値が表示された。 ほぼ同時刻にバッツのシステムで売買されたアップル株も市場価格から かけ離れていたことから、取引が一時停止された。

IPOは通常、上場日から3営業日後に手続きが完了し、株式売却 が確定する。バッツは23日の発表文で、同社のIPO手続き完了予定日 は28日だったと説明した。

原題:Bats IPO Reversal May Cost Morgan Stanley, Banks $7.1 Million(抜粋)

--取材協力:Nina Mehta.

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