NY原油:反発、イラン原油輸出が減少との報道で

ニューヨーク原油先物相場は反発。 イランへの制裁強化の影響で同国の原油輸出量が3月に日量約30万バレ ル減少するとのロイター通信の報道を受け、買いが入った。

ロイター通信がスイスのコンサルティング会社ペトロロジスティク スなどを引用して報じると、原油相場は3分間で2%余り上昇した。シ ョーク・グループ(ペンシルベニア州ビラノバ)のスティーブン・ショ ーク社長は逆指値の買い注文が発動した可能性があるとの見方を示し た。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「ロイ ターのニュースは相場の急上昇と同じタイミングで出てきた」と指摘。 「それほどの量ではないが、イラン情勢の緊張は恐らく高まるばかりで あることをあらためて示している。イラン産原油の輸出が止まると、サ ウジアラビアがその分を補うのは困難になるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日 比1.52ドル(1.44%)高の1バレル=106.87ドルで終了。一時は2日以 来の高値となる108.25ドルまで上昇した。週間では19セントの下落、年 初からは8.1%上げている。

原題:Oil Rises After Report Iranian Crude Exports Declined This Month(抜粋)

--取材協力:Lananh Nguyen、Isaac Arnsdorf.

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