中国の銀行、地方政府への融資のリスクを過小評価-関係者

中国の銀行は地方政府向けの融資残 高の約20%について分類を間違えていたため、不良債権化のリスクを過 小評価していたことになると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、中国銀行業監督管理 委員会(銀監会)は銀行に対し先月、地方政府の資金調達機関向けの融 資、約1兆8000億元(約23兆6100億円)を最も安全な債権としていた分 類が誤っていたと伝えた。銀行は計算を間違え、融資がプロジェクトか らのキャッシュフロー(現金収入)によって完全にカバーされていると 判断しリスクを過小に評価していたという。

これらの融資について分類を変更することで、銀行は貸倒引当金の 積み増しや、地方政府に追加担保の差し出しを求める必要が生じる公算 がある。中国経済の成長減速に伴い地方政府の収入の伸びも鈍化してい る。

原題:China Banks Said to Underestimate Local Government Lending Risk(抜粋)

--取材協力:Jun Luo、Bloomberg News.

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