オバマ政権:中国やインドにイラン産原油輸入削減の具体策要求

米国は、中国とインドなど12カ国に イラン産原油の輸入を抑制する具体的な方法を明らかにするよう求めて いる。これまでの措置では、これらの国々をオバマ政権が新たに発動す る制裁の除外対象国とするのに不十分だとの立場だ。

クリントン国務長官は今週、イラン産原油の輸入を「大幅」削減し たとして、日本や欧州連合(EU)の一部加盟国を制裁の適用対象から 除外した。制裁は6月28日に発動する。

一方、イラン産原油の輸入大国である中国やインドも削減していた ものの、適用対象外とはならなかった。米国の対応に差が出たのは、日 本とEU加盟国が過去の削減にとどまらず輸入抑制を続けると確約した ためだと米当局者は説明している。

米国務省のパスカル国際エネルギー問題担当特使兼調整官は「適用 が除外されるべきだと確信するのであれば、この先、どのような大幅削 減を追求するつもりなのか、各国が米国に伝達してくることをわれわれ は求めている」と語った。

外交協議が非公開であることを理由に匿名で発言した米外交関係者 4人によれば、中国とインド以外に韓国とトルコを含む12カ国はまだ、 今後もイラン産原油の輸入を抑える措置を日本のようには明らかにして いない。過去の削減では将来の方針が保証されないという。

米国で昨年12月31日に成立した法律を受け、各国は6月の期限まで にイラン産原油の輸入を大幅に減らさない限り、イランとの原油取引に 関与する国内金融機関が米金融システムから締め出される可能性があ る。

原題:U.S. Says Iran Crude Buyers Must Pledge Cuts to Avoid Sanctions(抜粋)

--取材協力:Chua Baizhen、Winnie Zhu.

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