アジア株:下落、週間では今年最大の下げ-中国の景気懸念で

23日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで今年最大の下げとなった。中 国3位の銀行、中国農業銀行が予想外に減益決算を発表したことを受 け、同国の経済成長が鈍化するとの懸念が再燃した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時18分現在、前日 比0.9%安。週間では1.7%安と、下落率は昨年12月16日終了週以来で最 大。

中国農業銀行のほか、中国2位の携帯電話サービス会社、チャイ ナ・ユニコム(中国聯通)の決算も利益が市場予想を下回った。農業銀 は香港市場で4.3%安。チャイナ・ユニコムは一時3.7%安まで下げた が、その後上昇に転じている。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダー・ ナエイミ氏(シドニー在勤)は「経済成長と企業収益は今後、これまで 見られた上昇相場を維持できるほど強いものとはならないだろう」と指 摘。「中国と欧州が前日発表した製造業指標により、世界の成長に関す る懸念が再浮上した」と述べた。

原題:Asia Stocks Extend Biggest Weekly Loss in ’12; Copper, Zinc Gain(抜粋)

--取材協力:Mariko Ishikawa、Jae Hur.

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