セントルイス連銀総裁:金融政策は転機か-13年に利上げも

米セントルイス連銀のブラード総裁 は23日、米金融政策は転機にある可能性があり、世界金融危機以来初め てとなる利上げが早ければ13年終盤に実施され得るとの見方を示した。

ブラード総裁は香港で講演し、金融政策が現在「据え置かれている 中で、われわれが転機にあるかどうか判断する好機かもしれない」と指 摘。「米経済の回復と修復が続いており」、追加的な行動は「超緩和政 策への過度の関与となる恐れがある」と述べた。

クレディ・スイス・グループ主催の投資家会合に出席した同総裁 は、「多数の金融政策措置が引き続き検討され、他の政策措置も経済に 遅行的に影響を与えている現状では、適切なペースとタイミングで緩和 政策を解除することは特に難しいかもしれない」と述べ、「こうした状 況には慎重なアプローチが望まれるだろう」と語った。

同総裁はまた、今年の米経済成長率が3%になる可能性があると し、過去8カ月で「見通しは著しく改善した」との見解も示した。講演 後の質疑応答で同総裁は、利上げ時期は13年終盤が「最も有力とみてい る」と語った。

ブラード総裁はまた、インフレはFRBの2%目標を依然上回る水 準にあり、米経済のたるみは大方のエコノミストが予想するよりも少な い可能性が示唆されていると述べた。

同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)では投票権を持た ない。2010年にはFRB当局者の中で、FRBによる資産購入策第2弾 を最初に呼び掛けた。

原題:Fed’s Bullard Says Monetary Policy May Be at Turning Point (1)(抜粋)

--取材協力:Paul Panckhurst.

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