シカゴ大豆の上昇率、トウモロコシ上回る-ニューエッジ予想

大豆相場の上昇率がトウモロコシを 上回るとの見通しを、世界最大の農産物市場であるシカゴ商品取引所 (CBOT)のブローカー最大手、ニューエッジUSAの穀物調査担当 ディレクターが示した。

ディレクターのダン・セカンダー氏は、年初来上昇率が2005年以降 で最大となっている大豆相場がトウモロコシと比較して10年以降で最も 割高になると予想している。世界の大豆在庫は17%減少し3年ぶりの低 水準に落ち込むとみられている。一方、トウモロコシの収穫高は過去最 高水準に達し、米国の作付面積は1944年以降で最大となる見込み。

米国の作付けが始まる約半年前に、セカンダー氏は既に見通しを立 てていた。多くの農家は種子の大半を1月初めに購入するため、この種 子が鍵となる。これを基に、同氏は2月3日、大豆先物5月限が上昇す ると予想。相場は予想通り、6週間以内に最大13%上げた。大豆の上昇 率がトウモロコシを上回るとの自身の見通しに基づき、イリノイ州で保 有する農場で大豆の作付けを増やした。

穀物市場を30年以上にわたって担当しているセカンダー氏(57)は 「種子業者との情報交換はいつも興味深い。これらの業者はほとんどの 農家と話し、彼らが何を考えているか把握している」と述べた。

米農務省が穀物の記録的な豊作を予想しているにもかかわらず、大 豆相場は年初来で12%上昇している。世界最大の産地である南米の収穫 が干ばつによる被害を受けたほか、中国が先月の1週間に同国の年間生 産量にほぼ相当する量の米国産大豆の買い入れで合意したことが背景に ある。

原題:Newedge Says Soy Beats Corn as Cekander Talks Seeds: Commodities(抜粋)

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