ヴァーレ:世界最大の鉄鉱石鉱山、パラ州が鉱業税導入へ

ブラジルの鉱山大手ヴァーレが鉄鉱 石の約3分の1を生産するパラ州で、4月から鉱業税が導入される見通 しだ。世界各国の政府は天然資源開発からの収入拡大を目指している。

パラ州のジャテネ知事は4月から導入する鉱業税について、鉱山生 産1トン当たり6.9レアル(約310円)相当とする方針を示した。ヴァー レは同州で世界最大の鉄鉱石鉱山、カラジャス鉱山を運営している。

ジャテネ知事は21日、ブラジリアでのインタビューで「税金は州に 納入されるため、どの企業がどの地域でどれだけの量を生産しているか 採掘活動に関するデータベースを構築できる」と述べた。

パラ州によるこの動きは、天然資源生産への課税を目指す世界的な 傾向の一つ。世界最大の鉄鉱石輸出国であるオーストラリアは今週、鉱 業税関連法案を可決。豪英系BHPビリトンや英豪系リオ・ティントな どの鉄鉱石や石炭の採掘会社から3年以内に約110億ドル(約9100億 円)の税金を徴収する見通しだ。ブラジルでは連邦政府がロイヤルティ ー(採掘権料)の引き上げを目指している。

2月15日の届け出によると、ヴァーレのカラジャス鉱山での昨年の 鉄鉱石生産量は過去最高の1億980万トンと、生産量全体の約34%を占 めた。

原題:Vale’s Biggest Mine Faces New Brazilian State Tax in Para (1)(抜粋)

--取材協力:Robin Saponar.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE