ボルカールール、施行延期の可能性-米議会で見直し議論が勢い

米議会では、銀行の自己勘定取引を 規制するボルカールールの見直し議論が勢いを増している。規制導入で 中心となった議員が自己勘定取引規制は簡素化が望ましいとの見解を示 したほか、一部上院議員が規制の施行延期を提案した。

上院議員6人は、ボルカールールの施行を金融規制改革法(ドッ ド・フランク法)で定めた7月21日の期限から延期し、規制当局が自己 勘定取引に関する詳細なルール策定作業を完了する時期に合わせること を提案している。

一方、金融規制改革法を共同提案したバーニー・フランク下院議員 (民主、マサチューセッツ州)は22日の声明で、9月3日より前に規制 の簡素化作業を完了するよう関係当局に要求。また、7月21日までに作 業が完了しない場合には、必要とされるコンプライアンス(法令順守) について明確にするよう求めた。

6人の議員グループは同日発表した声明で、「規制当局の作業完了 と法の施行期日を連動させることで、議会は今後ドッド・フランク法の 施行を任意に延期はせず、また金融機関や市場は規制をめぐり推測を強 いられることなく最終ルールに準拠できる」と説明した。

原題:Volcker Rule Deadline May Shift as Momentum for Delay Builds (1)(抜粋)

--取材協力:Christine Harper.

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