ブラジル株:ボベスパは2週間ぶり大幅下落-商品安などで

22日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が2週間ぶり大幅安。欧州と中国の製造業活動が縮小し たことを示す経済指標を受けて、世界経済の成長とブラジルの輸出の見 通しに影を落とした。

鉄鉱石生産最大手ヴァーレは2.1%安と、2週間ぶり大幅下落。同 社は中国を最大の輸出市場としている。牛肉生産で世界最大手のJBS は7.1%値下がり。2011年10-12月(第4四半期)決算で、純利益がア ナリスト予想平均に届かなかったことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比1.5%安の65828.19で終了。指数構成銘柄の うち下落が52銘柄、上昇は18銘柄。通貨レアルはほぼ変わらずの1ドル =1.8177レアル。

Jマルセリ・インベスチメントスのマルク・サウエルマン氏は電話 取材で、「中国と欧州の経済指標の悪化が市場への重しとなった」と指 摘。「中国は経済成長を支えるために金融および財政政策を調整する余 地が依然として幾らかある。それでも、きょう発表されたような数字は 投資家を慎重にさせる。特に、ブラジルが商品輸出に依存していること を考慮すれば、そう言える」と述べた。

この日は、ブラジル国内のインフレ率の伸びがエコノミストらの予 想以上に鈍化したことを示す指標が発表され、トレーダーらの間で同国 の借り入れコスト低下を見込んだ取引が拡大したが、中国と欧州の経済 指標のほうが材料視された。

3月半ばまでの1カ月間の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は 前月比0.25%上昇し、伸び率はここ8カ月で最も小さかった。前月は 同0.53%上昇。ブルームバーグがまとめたアナリスト42人の予想中央値 は0.38%上昇だった。

原題:Brazilian Stocks Fall on Global Growth Concern, Commodities Drop(抜粋)

--取材協力:Christine Jenkins.

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