英国債:10年債続伸、質への逃避-ユーロ圏の経済活動縮小で

22日の英国債市場では10年債が4日 続伸した。ユーロ圏と中国の経済活動を示す指数が縮小を示したことか ら、比較的安全とされる英国債の需要が高まった。

英10年債は月初来で最長の続伸となった。同日発表された2月の英 小売売上高はエコノミスト予想以上に悪化した。英政府はこの日、イン フレ連動債を9億ポンド発行。英公債管理局(DMO)は前日、来年度 の国債発行額が減ることを明らかにした。

BNPパリバ(ロンドン)の金利ストラテジスト、シャヒド・ラド ハ氏は、ユーロ圏と中国の「弱い指数でリスクを取ろうという意欲が後 退したため、英国債に対するトーンはポジティブだった」と発言。 「2011-12年度の発行計画が好感されたことから、英国債への買いが続 く可能性がある」とも語った。

ロンドン時間午後5時現在、10年債利回りは前日比5ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)低下の2.33%。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格は0.45上げ114.79。

マークイット・エコノミクスがこの日発表した3月のユーロ圏総合 景気指数は48.7と、前月の49.3から低下した。英HSBCホールディン グスとマークイットが同日発表した3月の中国製造業購買担当者指数 (PMI)は48.1と、昨年11月以来の低水準となった。

原題:Gilts Advance as Euro-Area Industry Contracts; Pound Weakens(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE