欧州株:4営業日続落、中国とユーロ圏の製造業活動縮小を嫌気

22日の欧州株式相場は4営業日続 落。昨年11月以降で最長の値下がり局面となった。中国やユーロ圏での 製造業活動の縮小を嫌気した。

英産金会社、ランドゴールド・リソーシズは2008年以来の大幅安。 同社が鉱山を運営するマリでの軍事クーデターが売り材料となった。ス イス3位の保険会社バロイズ・ホールディングや太陽光発電機器メーカ ー、マイヤー・ブルガー・テクノロジーも大きく下げた。両社ともに減 益決算が響いた。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の265.49で終了。12日以来 の安値となった。年初来では8.6%の値上がり。欧州中央銀行 (ECB)による1兆ユーロ余りの長期資金供給や市場予想を上回る米 経済指標が株価を支えてきた。

マーケット・セキュリティーズの欧州チーフストラテジスト、ステ ファーヌ・エコロ氏は「世界経済の回復に関して市場は楽観的過ぎた」 と指摘。「中国経済がハードランディングに向かいユーロ圏の問題も片 付いていないとの声がどんどん増えるだろう」と付け加えた。

この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が下落。英 HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが同日発表し た3月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は48.1と、4カ月 ぶり低水準。ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた3月の総合景気 指数(速報値)は48.7と、前月の49.3から低下。どちらの指数も50が活 動の拡大・縮小の境目を示す。

原題:European Stocks Drop for Fourth Day as Manufacturing Contracts(抜粋)

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