S&Pのクレーマー氏:政策当局者はイタリアを最も警戒

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)のアナリスト、モーリッツ・クレーマー氏は、 政策当局者が最も監視を強めている国はイタリアだとの見方を示した。 同国が必要とする資金調達額が欧州の危機対策資金で支援可能な規模を 超えていることを理由に挙げた。

クレーマー氏は22日、ブルームバーグ・リンクがフランクフルトで 主催したソブリン債会合で、「政策当局者が最も注意を払っている国は イタリアに違いない」と指摘。「とにかく非常に巨額の資金が必要とさ れている」ことがその理由であり、「欧州のセーフティーネット(安全 網)に現在備わっている手段で確実に支援できる範囲を超えている」た めだと説明した。

同氏はまた、キプロスやポルトガルは既に投資適格級を失っている ため最もリスクが高い国ではあるが、規模が小さいことから「ユーロ圏 全体に損害が広がるとは限らない」と付け加えた。

原題:S&P’s Kraemer Says Italy Risks Are Main Focus for Policy Makers(抜粋)

--取材協力:David Tweed.

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