財務相:ボルカールール「国債市場に影響」-G20 で米国に見直し要請

安住淳財務相は22日午後の参院財政 金融委員会で、米国が検討しているボルカールールについて「行き過ぎ れば米国債以外の国債市場に影響を与える恐れが強い」とあらためて強 調した上で、4月のG20(20カ国・地域)財務相会合でガイトナー米財 務長官に見直しを求める考えを示した。大久保勉(民主)に対する答 弁。

日本銀行の白川方明総裁も同ルールが「米国以外の国に適用される ことで日本の国債市場の流動性の低下など、予期せぬ副作用がある。米 国当局が適切に対応することを期待する」と語った。

同ルールは2010年に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク 法)に基づき、銀行の自己勘定取引を規制し、自己資本で高リスクの投 資を行い預金者の資金をリスクにさらす機会を減らすことが狙い。財務 相は日本の国債市場における米系銀行の国債引き受けシェアについて 「31%に上り、決して小さくはない」ことを明らかにした。

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