中国人民銀と豪中銀、2.6兆円規模の通貨スワップ協定に調印

中国とオーストラリアの中央銀行 は300億豪ドル(約2兆6000億円)規模の通貨スワップ協定に調印し た。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が明らかにした。

オーストラリア中銀は22日ウェブサイトに掲載した声明で、「この 通貨スワップの主たる目的は、豪中両国の貿易と投資を支援し、二国間 の金融面での協力関係を強化することだ」と指摘。「今回の合意は、両 国貿易が人民元によって決済され、また人民元建ての投資が行われる機 会が拡大していることを反映している」と説明した。

中国は人民元の国際化を目指し、通貨スワップ協定の締結を推進し ており、同様の協定を韓国やトルコ、カザフスタンとも結んでいる。中 国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国。

期間3年の今回のスワップ協定について、豪オーストラリア・ニュ ージーランド銀行(ANZ)のストラテジスト、アンドルー・ソルター 氏(シドニー在勤)は「中国が世界の金融市場に一段と組み込まれるこ とになる」と指摘し、「それは引き続き人民元の国際化が進むことを意 味する」と述べた。

--取材協力:Candice Zachariahs、Daniel Petrie.

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