結婚に踏み切れない-米若者の同居が増加、リセッションで

米国で、25歳までに結婚する女性の 割合が50%未満に低下したことが、米政府の調査で明らかになった。恋 人との結婚より同居を選ぶ米国人が増えているためだ。

米疾病対策予防センター(CDC)が22日発表したデータによる と、25歳までに結婚する女性の割合は44%と、1995年時点の59%から低 下した。結婚せず男性と同居している女性の割合は2010年時点で11% と、1982年時点の3%からほぼ4倍に増加。米国立衛生統計センターの 人口統計学者、ケーシー・コペン氏によれば、男性ではこの割合は10年 に12%と、02年時点の9%から増えた。

結婚前の同居への移行は、男女共に初婚の遅れにつながっている。 失業や経済的不安定を理由に若いカップルが結婚を避けており、07年に 始まったリセッション(景気後退)も影響を及ぼした可能性がある。06 -10年には、初婚年齢が男女共にそれまでより高くなった。

健康と結婚について調査しているバージニア大学の全米結婚プロジ ェクトのディレクター、W・ブラッドフォード・ウィルコックス氏は 「現在の経済情勢では、多くの若年層が結婚に踏み切ることに及び腰に なっている」と指摘。「失業していたり、不完全就業であったり、将来 の見通しが立たない場合もあるかもしれない。若者たちはリスクを避け ようとしている」との見方を示す。

CDCによると、初婚年齢の中央値は女性が25.8歳で男性が28.3 歳。調査は、15-44歳の女性1万2279人、男性1万403人を対象に実施 した。調査時点で結婚したことのない女性の割合は06-10年に38% と、1982年時点の34%から増加した。

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