NY金(21日):反発、インド需要への期待やインフレ懸念で

ニューヨーク金先物相場は反発。世 界最大の金消費国インドで5日間に及ぶ宝飾店の一時休業が22日に終了 すれば需要が拡大するとの観測が広がった。米連邦準備制度理事会 (FRB)のバーナンキ議長が原油価格の上昇でインフレが誘発される 可能性があると指摘したことも材料視された。

インドの宝飾店は、同国政府が先週発表した税率引き上げに抗議し ている。これが導入されれば、小売りの金価格は6.3%上昇する可能性 がある。UBSのアナリスト、エデル・タリー氏(ロンドン在勤)はこ の日のリポートで、宝飾店休業からの繰り延べ需要が出る可能性がある との見方を示した。バーナンキ議長は議会証言で、燃料価格の高騰は 「少なくとも短期のインフレ圧力を生じさせる」と述べた。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘ ッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで「インド勢 が市場に戻ってくるため、短期的には需要は増加するだろう」と指摘。 「バーナンキ議長の発言は金にとってプラスだった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.2%高の1オンス=1650.30ドルで終了した。年初から は5.3%値上がりしている。

原題:Gold Rises on Pent-Up Indian Jewelry Demand, Inflation Concerns(抜粋)

--取材協力:Madelene Pearson、Nicholas Larkin.

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