欧州株:総じて下落、米中古住宅販売の減少を嫌気

21日の欧州株式相場は総じて下落。 同日発表の2月の米中古住宅販売が予想外に減少し、売り材料と見なさ れた。

ドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスが2.3%安。モルガ ン・スタンレーによる投資判断引き下げが響いた。スウェーデンの通信 サービス会社テリアソネラは昨年8月以来の大幅下落。フィンランド政 府が保有株の一部を売却し、それに伴って値下がりした。イタリア5位 の銀行バンコ・ポポラーレは、自己資本見通しを手掛かりに上げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の268.67で終了。年初来で は9.9%の値上がり。欧州中央銀行(ECB)による1兆ユーロ余りの 長期資金供給や市場予想を上回る米経済指標が株価を支えてきた。

KBLリシュリュー(パリ)のアナリスト、ブノワ・ドブロシア氏 は「少々、楽観的過ぎた可能性はある」と指摘。「まだ、向かい風はず いぶん吹いている。住宅用不動産が米経済の成長エンジンだとは現時点 で言えない」と付け加えた。

この日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。全 米不動産業者協会(NAR)が同日発表した2月の中古住宅販売件数 (季節調整済み、年換算、以下同じ)は、前月比0.9%減の459万戸。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は461万 戸だった。前月は463万戸(速報値は457万戸)に上方修正された。

原題:Most European Stocks Fall on U.S. Data; Adidas, TeliaSonera Drop(抜粋)

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