ダラス連銀総裁:大手米銀は事業分割を-景気回復の妨げ

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は 極度に集中化された金融システムが景気拡大を妨げているとして、米国 の大手銀行に事業分割を促した。

ウェブサイトに掲載された同連銀の2011年年次報告での論文で、フ ィッシャー総裁は「最近の金融危機を増幅かつ長期化させた機関は、本 格的な景気回復や米資本主義の理念を引き続き妨げている」と指摘。 「こうした巨大企業を、慎重な管理および国境を越えた監督が可能にな る機関へと時間をかけてスリム化することは、適切な政策対応だ」と続 けた。

同総裁はまた、ドッド・フランク法(金融規制改革法)は銀行業務 の一段の集中化という「危険なトレンド」につながったと記述。ま た、「景気回復の精彩のなさ」は米財政や規制政策をめぐる不確実性に 起因しているとの見方をあらためて示した。

原題:Fisher Urges Breakup of U.S. Banks Which Are Hindering Recovery(抜粋)

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