スコティッシュ・ウィドウズ、顧客資金呼び込みで後れを取る

英大手金融グループ、ロイズ・バン キング・グループ傘下の資産運用会社スコティッシュ・ウィドウズ・イ ンベストメント・パートナーシップは、ファンドの運用成績が上がらず 苦しんでおり、顧客資金の呼び込みで英国内の競合企業に後れを取って いる。

英保険会社スタンダード・ライフとプルーデンシャル、アビバのそ れぞれの資産運用子会社はいずれも昨年、第3者顧客資金が純流入とな った。これに対し、スコティッシュ・ウィドウズは、運用する外部顧客 の資産が昨年49億ポンド(約6500億円=18%に相当)減少したことを2 月24日に明らかにしている。

こうした資金流出により、外部顧客からの資金を増やし利益を伸ば すというディーン・バックリー最高経営責任者(CEO)の計画は後退 を余儀なくされた。同CEOはこの6カ月間、ファンドマネジャーやア ナリストを増やしたほか、資産チームを再編し、新たな主任エコノミス トを起用した。ロイズは昨年、同子会社を売却しないことを決めてい る。

英ハーグリーブス・ランズダウンの金融アドバイザー、ベン・イヤ ーズリー氏は「われわれは彼らのファンドを利用しない」と述べ、「結 構良いファンドを持っていたのは何年も前のことだ。わざわざ出掛けて 買うべきものがない。またこの業界は非常に競争が激しい」と説明し た。

モーニングスターが集計したデータによると、14億ポンド相当の資 産を運用する旗艦ファンド「スコティッシュ・ウィドウズ・UK・グロ ース・ファンド」の今月15日までの1年間の運用成績は282の同種ファ ンドのうち263位だった。平均リターンのプラス7.5%に対し、同ファン ドはプラス1.1%にとどまった。その前の1年間はプラス5.5%(平均 は11.4%)でファンド279本中257位。

原題:Scottish Widows Trails Competitors as Outside Clients Pull Money(抜粋)

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