世界の綿花生産、過去最高水準に増加か-製品値下げの可能性

インドやブラジルなど世界の綿花生 産が過去最高水準に達し、供給過剰分は20年余りで最大に達する見通し だ。ギャップやアバクロンビー&フィッチなどの米衣料品チェーンの製 品の値下げにつながりそうだ。

米政府の推計によると、綿花生産は2011年8月-12年7月に1 億2360万ベール(1ベールは480ポンド=約218キログラム)と、需要 を1500万ベール上回り、在庫は32%増加し過去2番目の高水準に達する 見通し。ブルームバーグがアナリスト15人を対象に実施した調査の中央 値によると、ニューヨークの綿花先物相場は年末までに15%下げ、1ポ ンド当たり75セントになると予想されている。年初来では4.2%下落し ている。

綿花相場は約1年前、寒冷な天候と中国やパキスタンでの洪水被害 の影響で2.197ドルと、米南北戦争からの復興期に当たる100年余り前以 降で最高値を付けていた。世界的に作付面積が増加したため供給が過剰 となっており、国際綿花諮問委員会(ICAC)は、過剰分が来シーズ ンはさらに12%増加するとの見通しを示している。

原題:Record Cotton Harvest Seen Cutting Prices for Gap: Commodities(抜粋)

--取材協力:Luzi Ann Javier、Steve Stroth.

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